2月4日は「世界がんデー」です。国際がん対策連合（UICC）は、今年の世界がんデーのテーマを「close the care gap（ケアギャップを埋めよう）」としました。最新の統計では、2021年に約1,000万人ががんで亡くなっており、その数は年々増加傾向にあります。世界保健機関は、各国に国立がんセンターを設置し、協力してがんの研究、予防、治療を加速させるよう声高に呼びかけています。
Building a World-class Cancer Center
Building a World-class Cancer Center
がん患者さまが身近で最高の医療サービスを受けられるようにすることは、私たちの目標であると同時に、責任でもあります。Sun Yat-sen University Cancer Centerは、近年、産業界や大学の皆さんが中心となって努力した結果、世界クラスのがんセンターとなるための確固たる基盤を築くことができたことを嬉しく思います。現在までに、最先端の臨床研究施設を設立し、腫瘍の予防と治療において世界レベルの人材を集め、世界に広く認知される臨床研究成果を上げています。世界トップクラスのがんセンターを構築し、世界に影響を与えるがんの茨の道を解決するために、私たちは今、がん診断・治療統合エコシステムの構築という全く新しいアイデアと実践形態を精力的に模索しています。」
——Xu Ruihua氏, Director, Dean and Director of the Sun Yat-sen University Cancer Center
Precision Diagnosis
高性能の画像診断装置により、良性・悪性腫瘍の識別、腫瘍のステージングやグレーディングなど、様々な精密画像診断結果をクリニックドクターに提供することができます。これにより、医師が患者さまの手術や治療計画を立てる際、より正確で専門的な画像診断の根拠を確保することができます。さらに、高性能な画像処理装置とAI技術を深く組み合わせることで、医師が画像データをより適切に解釈し、より革新的な応用シナリオを模索するために支援することができます。
Precise Immunotherapy
uEXPLORER、PET/MRなどのハイエンドイメージング機器は、臨床医が疾患を機能的、代謝的、分子的に解釈し、全身を対象とした正確なスクリーニングから精密評価までの探索的研究を支援することができます。また、放射性核種を用いた標的薬剤の標識化やHDイメージング、定量分析も可能です。同時に、神経内分泌腫瘍、上咽頭がん、乳がんなどの患者さまの治療効果を全工程、全身で視覚的に評価することができるようになります。
Intelligent Radiotherapy 2.0 Era
CT-linacは、診断用HD CT画像システムとインテリジェントな化学放射線治療システムを完全に統合することで、ポジション決め、輪郭作成、計画から治療、品質管理まで、放射線治療プロセス全体を包括的に強化することができます。また、オンライン適応放射線治療やAll-In-One放射線治療などの新しい臨床シナリオを実現し、より正確な治療、よりインテリジェントなプロセス、患者さまへのより大きなケアを可能にするRadiotherapy 2.0の新時代をリードしています。
