共同研究開始

 国立大学法人北海道大学(本部所在地:北海道札幌市、大学院医学研究院長 畠山 鎮次)とUnited Imaging Healthcare Japan株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:打越 将人)は、AIに関する共同研究として「画像診断学にAIがもたらすトータルソリューションの評価」を4月1日より開始した。

【共同研究の背景】
2022年度(令和4年度)診療報酬改定で画像診断管理加算3の施設基準に新たに「関係学会の定める指針に基づいて、人工知能関連技術が活用された画像診断補助ソフトウェアの適切な安全管理を行っていること。」ほかが要件として追加された。これにより、AIを用いた画像診断補助ソフトウェアの開発や活用ニーズは益々高まっている。また、AIをベースとした画像再構成は、撮像時間の短縮や画質改善の更なる高まりをもたらす。これらAIがもたらす恩恵を最大限に臨床現場に提供し、効率的かつ正確に生産性の高い検査を提供することが求められている。

【共同研究の概要】
北海道大学とUnited Imaging Healthcare Japan株式会社は、本研究にて、CT、MRI、PET/CTに関連するUnited Imaging Healthcareが開発したAIをベースとした画像再構成や画像診断補助ソフトを用いてAIの有用性を評価し、今後のソフトウェア開発に活かすことで、AIのさらなる可能性を検討する。

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ユナイテッドイメージングヘルスケアは、To Bring Equal Healthcare for Allを実現すべく、さらなるAIの活用の場を広げ、多くの医療現場に今後も貢献し続けていく。

■ 関連リンク

北海道大学病院 医療AI研究開発センター