2017年8月24日、愛知県名古屋市で中国から初のUIH PET/CT日本導入記念式典が開催されました。
翌日、日本では毎年恒例となっているPET/CTサミット学術大会「PETシンポジウム」が奈良で開催されました。 例年、大会で最もスリリングなプログラムの一つは、世界トップメーカーの代表が登壇し、自社製品の「特異な技」を披露するもので、今回も世界各地からの参加者が貴重な情報を共有しながら、ディスカッションを行いました。 この日、藤田医科大学病院 放射線科部長の外山宏教授が、シンポジウムの参加者にUIHのPET-CTの取扱方法をレビューし、検査の画像を絶賛しました。
一目見れば、画像の繊細さが分かります!
外山 宏
藤田医科大学病院 放射線科部長
もしかしたら、日本において、一番最初にこの機器に接した数人の中の一人だと思うと、思わず興奮します!
渡辺 公憲
藤田医科大学病院 核医学技師
これは、歴史を作り出した機器です!
中に入って試さない理由はありません!
星長 清隆
藤田医科大学校長
当院は、患者さまの受け入れも世界に門戸を開き、同時に世界からの先端機器の導入も門戸を開いています。
湯澤 由紀夫
藤田医科大学病前院長
UIHのPET/CTは世界最高水準の画像品質を実現しました。
設立してから、わずか6年の企業にとって、簡単なことではありません。 本当に驚いております!
細野 真
日本核医学会理事、PET核医学委員会委員長
2019年、福島県郡山市の一般財団法人脳神経研究所では、初のUIH PET/CT uMI 780が実用化され、これまで同院でのがん診断・治療の流れを変えて、完全なデジタル化が実現できました。
2020年、藤田医科大学病院はPET/CTの更新を機に、まずUIHの製品を考えました。2017年に設置した機器を、まず提携先の岡崎医療センターに移設し、その空いた場所に、最新のUIH uMI550を設置することに決定しました。
新機UIH uMI550の設置時期は丁度Covid-19が発生し、横浜港のダイヤモンドプリンセスクルーズ船から沢山の感染者が出て、日本全国は緊張状態にあり、藤田医科大学もこの非常事態により、孤立的な状態に陥りました。このような状況の中、UIHの技術者は感染のリスクに冒されながらも、綿密な計画を立て、初の海外での機器移設を行い、解体、新機導入、移設、設置・試運転まで15日以内で全てを完了させました。
特に新機は3日間で設置・試運転を成功裏に完成させました。
移設後の機器はすぐに使用され、画質も藤田医科大学病院に設置した時と全く同じレベルでした。この機器移設・新設を通じて、藤田医科大学病院の医療スタッフはUIH製品の信頼性を更に検証し、理解を深めることが出来ました。